時間が取れないので、会社から近い診療所に昼休みの時間とその前後を使って行ってきました。咳がちょっと喘息っぽいといわれてしまいましたが、やはり咳喘息であろうとのこと(おそらく、はっきりいわれたわけじゃないけど)。気管に直接入れる怖い薬じゃなくて錠剤をもらいました。まだまだ軽いということでちょっと安心。でも薬の種類がなんだかたくさん。
- 咳を起こさせる脳の中枢に作用して,かぜや気管支炎などによる,咳を抑えます。
- ねむ気が生じたり,発疹などの過敏症状,ときに激しい過敏症としてショックが起こることがあります。そのほか,頭痛,めまい,吐き気や食欲不振などがあります。
- 気管支の分泌を増し,粘稠な分泌物や,痰を溶かしてうすめ,排出しやすくするので,かぜや気管支炎などで痰がつまった状態に用いられます。また,副鼻腔炎の排膿に用いられます。
- 食欲不振,腹痛,めまい,頭痛などが起こることがあります。
- マクロライド系抗生物質といわれるもので,細菌の発育を抑制する作用があります。主にブドウ球菌,レンサ球菌,インフルエンザ菌,またマイコプラズマ,クラミジアなどに効力を示すので,皮膚,呼吸器,泌尿器,耳鼻,歯科領域などの感染症に広く用いられます。エリスロマイシンと同等かそれ以上の抗菌作用をもっています。さらにエイズに伴う播種性マイコバクテリア感染症にも用いられます。また胃,十二指腸潰瘍におけるヘリコバクター・ピロリ菌感染に対する効果が認められ,健保における使用が許可されています。小児用は百日咳にも用いられます。
- 一般的には食欲不振,腹部膨満感,腹痛,下痢などですが,ときに発疹や血小板の減少,骨髄障害,溶血性貧血,けいれん,急性腎不全,間質性肺炎や皮膚粘膜眼症候群などの重篤な副作用の報告もあります。マクロライド系抗生物質は,一部の併用薬の肝臓代謝を抑えることによって,併用薬の作用が増強されることが指摘されていますので,併用薬に注意してください。一部の併用薬では,その作用が増強されて不整脈を起こしやすくなることもありますので,ほかに飲んでいる薬があったら医師に伝えましょう。妊婦への安全性は確立されていないので,妊娠中,あるいは可能性のある婦人には注意を要します。
- 気管支喘息の人は気管支が過敏で,刺激が加わると,喘息発作を起こします。このときの気管支は,筋肉がけいれん収縮し,粘膜がむくむので,気道が狭くなっています。この薬は,気管支を拡張させる作用があるので,喘息発作をやわらげ,気管支炎,肺気腫の呼吸困難などの症状を軽くします。複合剤は,鎮咳のためにノスカピンを配合し,気管支喘息や気管支炎に用いられます。
- 吐き気,食欲不振,腹部膨満感,とくに小児ではけいれんが起きたり,中枢神経を刺激するので,不安,興奮,眠れなくなったり,頭痛の症状が起こることがあります。過量に服用すると,けいれん,せん妄,昏睡が現れることがあります。また,心臓を刺激して動悸や頻脈,ときに不整脈などを生じたり,タンパク尿が出ることがあります。まれに筋肉の痛みを来すことがあります。そのときは医師に話してください。併用薬の中には,血中濃度が高められ,副作用を起こしやすくするものがありますので,他剤併用のときは注意してください。
- 抗アレルギー作用により,各種のアレルギー性の皮膚病としてじんま疹,湿疹,皮膚炎,かゆみなど,また,アレルギー性鼻炎,気管支喘息などの発作,症状を抑える効果があります。
- ねむ気,だるさ,口の渇きなどが一般的な副作用ですが,緑内障では,眼圧を上昇させ,症状を悪化させるおそれがあります。また,前立腺肥大の人では排尿困難を起こすことがあります。この薬はもともと,パーキンソン症候群の症状を来しやすい性質をもっていますから,催眠剤と併用すると,自律性の連動調節の障害作用が増大しますので注意してください。とくに車の運転や,危険な作業のときは,絶対に併用しないでください。また,過敏症として光線過敏症や重篤なショック,肝障害が起こることがあります。症状が出たら中止してください。
- 気管支炎や気管支喘息では,気管支が炎症を起こして粘膜が腫れるので,濃い分泌物が増加しますが,外に排出する力が弱っているため,たまって痰になります。この薬は,気管支からのうすい分泌物を増やして,粘稠な痰をうすめて吐き出しやすくします。手術後に痰がたまってからむような状態を改善します。
- 胃の不快感,胃痛,発疹,かゆみなどの過敏症状が起こることがあります。まれに重篤な過敏症として皮膚粘膜眼症候群を起こすことがあります。
うーん。咳はおかげ様ですでにかなり良くなってきたのですが、副作用の項目に素敵なことがたくさん書いてありますねぇ…(汗