私は何度かこの日記にも書いてあるとおり「子どもへのまなざし」に書いてあることを読み、共感して、それを実践しようとしています。
- ebi’s diary – 子どもへのまなざし
- ebi’s diary – 子どもへのまなざし
- ebi’s diary – 家庭(夫婦)円満のために心がけていること
- ebi’s diary – 「子どもへのまなざし」再々読 , 笑うようになった
私が考える一番のポイントは以下のあたり。
“”この乳幼児期の育児は、ひとことでいえば、子供の要求や期待に、出来るだけ十分にこたえてあげることです。 (中略) そして、子供の要求に答えてあげて、こちらから伝えたいことは、「こうするんでしょ、そうしちゃいけないんでしょ」と、おだやかに何回もくり返し伝えればいいのです。いらだったり、しかったりする必要はないのです。「いつできるかな、いつからできるかな」と、それだけのことで、だいたいいいのです。
“”子どもというのは、自分で望んだことを望んだとおりに、どのくらいしてもらうかということが自立への基盤です。(中略)「きょう、お父さんは疲れているから」とか、「夜おそいからだめだ」とか、「だめだ」ということを、できるだけいわないでいてあげることが大事だと思います。
手元に本がないので正確な文章ではないですが、「おんぶや抱っこをしてほしいというからいつもしていたら、一人で歩けない子になってしまったなんていう話はないのです。」という話もありました。
- 応えられる希望には答えてあげ
- こちらから伝えたいことは穏やかに繰り返し伝え
- 待つ
こうしたいと思ってしてるつもりです。
ですが、嫁からみると違和感があるというこということだそうです。その違和感が表現されているんじゃないかということで以下の記事を教えてくれました。
嫁がこの文章の中のどの部分をどのようにとらえて伝えてくれたのかがはっきりとはわからないので推測なのですが、一番言いたいことは以下の部分なのではないかと思いました。
“”子供がワガママをいうとき、そのワガママをいちいち叶えてしまうようでは子供のためにはならない。
“”
“”かといって、どうしてワガママを言いたい気持ちになっているのかを察してあげられなければ、子供はさみしい思いをすることになる。
“”
“”ワガママを「叶えてしまう」ことと「聞いてあげる」ことは違う。
“”その微妙な違いが子育ての、いや、人生のキモのような気がする。
このサイトの著者の考え方と(「子どもへのまなざし」を読んでそれを自分なりに解釈した)私の考え方の一番の違いは「ワガママをいちいち叶えてしまうようでは子供のためにはならない。」という部分です。
叶えられないワガママ。ここの線引きの違いによって違和感が生じているのではないかと思います。私は「やればできること」ならほぼすべて叶えてあげようと思っています。これまた受け売りですが「小さい頃の要望なんて大したことない」し「自分の要望が満たされた経験がないのにいい子になんかなれない」と思うからです。
嫁と私との線の引き方で微妙な位置にあるのは以下のようなことなのではないかと私は思います。
- ご飯を自分で食べずに食べさせたがる時に、食べさせてあげるか
- ご飯を親の膝の上で食べたがる時に、食べさせてあげるか
- ご飯をまじめに食べない時に、叱るか
- ご飯を残して食事を終えることを許すか
- ご飯を残した後で間食したがる時に、許すか
- ゲームをしたがる時に、させてあげるか
- お菓子を食べたがる時に、食べさせてあげるか
- 夜寝る時間になっても遊びたがって騒ぐ時に、つきあってあげるか、叱るか
これらに関しては私は「別にしたいならそうさせてあげたらいいじゃない」という考えです。これらはたんなるワガママ(ですらないものもありますが)なのであって、叶えられないワガママではないですし、これらのことは、大人になっても自分でコントロールできない類のことではないので。
いろんなことを叶えてもらって安心して、そうして自分のことや周りのことが信頼できるようになって。そうなることを願っています。
さて、私の思うポイントと嫁の思うポイントはマッチしているでしょうか?結構マッチしていると思うんだけど、どうかな。
で、究極的には記事の最後にもあるように私が嫁の気持ちをくんで、気持ちを満たせてあげられているかどうか、どうしたらそうできるかに帰着すると思っています。そして、その逆もですね。
日記に書いてないで直接話をすればいいと思う人もいるでしょうし、私もそう思います。そして話はもちろんするのですが、自分の思ったことを文章という形で形に残しておくことをしたいんです。娘や息子が大きくなってこのサイト、文章を見つけた時に何かを感じてくれたりしたらいいなぁと思います。
はじめまして♪お嫁さんの友達です。
姫ちゃんが生まれたときから、読んでいます。
深いですね〜。とても、深い。
それしか言えませんが、なんていうかな心にきたので
コメントしておきます。
姫ちゃん、親の気持ちを感じ取れる子になるんじゃないかな
と思います。
ユウコさん。はじめまして。コメントありがとうございます。嫁がいつもお世話になってます。
夫婦で暗中模索ではありますが、暖かく見守っていていただければと・・・。