嫁が知り合いからお勧めされて借りてきたということで家にあったので、読ませてもらいました。
ずっと涙を流しながら読みました。話が重くってちょっと直接的な感想は出てこないです。
作品は主に「母親」に向けられたものですが、それはもちろんのこと「父親」だって同じなわけで。私も「よくない父親」になるのでしょう。望むと望まないとに関わらず。
「母親は読んでおくべき本だから」ということで借りてきたらしいですが、確かに、と思いました。父親もぜひ読むべきだと思いました。
この間セブンのことを書きましたが(あれ、結局書いたけど書き込まなかったんだったっけかな?)、この話で自分の息子の殺人の罪は憎んでも、人としては受け入れるところ、また自分の息子を殺した人とその親を受け入れるところの方が題材としては適切だと思いました。自分の思っている気持ちに近いと。・・・。それは自分が思っているだけなのかもしれないけれども。