2007-04-24
結局うまくいっていないので、読んでも意味ないかもしれません・・・(涙
ここのところ仕事は9時30分〜18時30分(遅くても)という生活を続けていたら、たまにある20時からのミーティングとか朝8時からの仕事などを立て続けにすっぽかすようになってしまいました。XGAの画面でOutlookの予定表をみると、ちょうど時間外のところが見えにくく…。もちろんそれは単に言い訳であって意識の問題が大きいのですが、とはいっても何か手を打つべしということで案を考えました。
というわけで、コストをかけずになんとか仕組みを作ろう、と。現在の状況はこんな感じです。
- OSはWindows Vista
- スケジューラーはOutlook 2007
- 予定表はすべてOutlook(クライアントはOutlook2007)に入っている(会社がそういう運用なので)
- 規定の「予定表」にすべて予定をいれて、共有する運用ルール
- 携帯からのOutlookへのアクセス(OMA)は機種が対応していないのでできない(会社から付与されている端末が対応していないっていったい…)
- 会社用PCはThinkPad X60画面がXGAで予定表見づらい…。
- どこからでもインターネット接続さえあればOWAの利用は可能。
本来はPDAを利用したいのですが、コストがかかるので敬遠。以前はPalmを使っていて快適だったんですけれども、バッテリが切れてからは使っていないのでした。となると、なにか外でも情報を受けられるものとしては携帯くらいしかありません。Outlookから直接予定表のアイテムに応じてリマインダーを携帯にメールで送信…できればいいんですが、ちょっと調べたところできない模様。おそらくプログラムを自分で組まなくちゃいけない模様。それはそれであったら有用そうなので、そのうち作ってみてもいいかも・・・。でもとりあえずそこまでやる時間はないので、なにかしら既存の仕組みをつかって携帯へのメール送信を実現したいなぁ…。
というわけで、無料でできる組み合わせとして、Outlook→GoogleCalendar→携帯へのリマインダー送信を考えてみました。OutlookとGoogleCalendarとの同期はRemoteCalendarというソフトを使って可能なようなのでチャンレンジしてみます。日本語で紹介している記事は以下のあたりにありました。あんまり日本語の情報はないですね・・・。
注意
以下、私が実際に作業しながら取ったメモです。まねしてもらってもまぁ大丈夫だとは思いますが、お約束通り責任は持てません。事前にバックアップを取得しておくとよいと思います。
ダウンロード〜前提条件
以下のサイトからRemote Calendarsがダウンロードできます。
- http://sourceforge.net/projects/remotecalendars/
ダウンロードしたらIMPORTANT NEWS!!.txtに以下の記述が
Everybody should install the new VSTOR package which is shipped with this new version, otherwise RC won't work.
In case you add to install it, I would suggest to reboot your machine before installing RemoteCalendars.
おとなしく従っておきます。ダウンロードしたファイルの中にPrerequisitesディレクトリがあり、その中にvstor.exeがあったのでそれを実行します。
念のためメッセージ通りに再起動します。
インストール
setup.exeを実行してインストールを開始します。特に難しいことは何もなく、単純に進めていくだけでインストールが完了しました。
Outlook起動
Outlookを起動すると、まずは「Outlookを初期化しています。」と表示されました。しばらく待ちます。データ、無くならないといいな・・・。
・・・。と、ここで暇なのでhelp.thmを読んだら、Outlook2007に関してはまずOutlook2003をインストールした状態でRemoteCalendarsをインストールし、その後Outlook2007にアップグレードしろとのこと。えー。だめじゃん。。。先にちゃんとHelp読まないと駄目だな・・(><
と思っていたら、なんだかきちんと上がってきたようなのでこのまま進めてみます。。。
初期設定
以下の設定を行いました。
- Automatic Update 有効 Every15minutes
- Check for Internet Connection 有効
- Choose your TimeZone Asia/Tokyo
その他の設定はデフォルトのまま触りませんでした。
双方向の同期設定
Outlookに新しく表れたアイコンより「Subscribe a remote Calendar」を押して以下の設定を行いました。
- Remote calendar’s Url このアドレスはGoogleCalendarより「設定→カレンダー→マイカレンダー→目的のカレンダー→個人用URL→ICAL」あたりのリンクをコピーして貼り付けます。
- Remote calendar’s Name 任意のもの
It’s my Google Calendar and I want to sync both ways 有効(これが重要) Select an Outlook Folder ここは規定の「予定表」を指定することはできませんでした。(何も言わずにうまくいかない)なので、別の予定表を作成してそれを指定します。
これで設定完了したところ、「リモート名を解決できませんでした」とのエラーが。IEのプロキシ設定に問題はなかったのですが、きちんと設定してあげないといけないようです。というわけで、再度オプションより以下の設定を有効に。
- Use Proxy Settings 有効
- Proxy Settings-User System Defaults 有効
再度同じエラー…。
明示的にproxyのIpアドレスまで入力したところ、通るようになりました。
その後、GoogleCalendarの認証を聞かれるので入力。
初回のpublish
残念ながらここはまだうまくいっていませんいろいろ設定を変更して実行しても「同期をとったこのフォルダのアイテムが一致しません。重複を解消するには、アイテムを開き、そしてもう一度この操作を行ってみてください。」と表示されてしまいうまくいきません。
Outlookの予定をGoogle CalendarにPublishします。Publish your iCalendarをクリックして、以下の設定を行います。
- Publishing calendar url 同期対象のURLを入力します。ここは前の設定項目で入力したICALのアドレスではなく、http://www.google.com/calendar/feeds//private/fullのようになります。
- Publish my local Calendar 有効
- Don’t publish your TaskList 有効
- It’s a Google Calendar Url 有効
- Google Publish Optoins-Just update events from today to the future 有効
- Select the Folders to be published 同期対象のものを右側に移動
成功するとYour Google Calendar has been successfully updatedと表示されるはずです。
結局
規定の「予定表」と同期ができないようなので、残念ながらこの手は使えなさそうです・・・。残念・・・。