2007-07-16
Debian etchへwordpressを導入しようとしています。日本語の情報は「これ!」というものが無い様で、英語圏の情報を参照して作業を進めました。その記録を残しておきます。Apache2は導入済みで、その後の設定部分が以下に書いてあります。PHP5, MySQL5を前提条件としてインストールし、その後wordpressを導入します。
PHPの導入とCGIの有効化
libapache2-mod-php5, php5-cli, php5-common, php5-cgiを導入します。
apt-get install libapache2-mod-php5 php5-cli php5-common php5-cgi
Apacheの再起動
/etc/init.d/apache2 restart
apache2-mpm-workerかapache2-mpm-workerか
apacheの動作を設定するにあたって、apache2-mpm-workerがいいよ、とかapache2-mpm-workerがいいよとか複数のサイトに複数の記述があったが不勉強ながらどちらが適しているのかわからないので、保留。
MySQLのインストール
apt-get install mysql-server mysql-client
インストール中にMySQLのrootのパスワードを聞かれるので、設定します。
php5-mysqlのインストール
php5からmysqlを利用できるようにphp5-mysqlをインストールします。
apt-get install php5-mysql
php5モジュールの有効化
a2enmod php5
dirモジュールへの追記
/etc/apache2/mods-enabled/dir.confにindex.phpを追記しました。
wordpressのインストール
apt-get install wordpress
Virtual Hostの設定
/usr/share/wordpressがwordpressの実際の場所になるので、あとはこれをVirtual Hostで設定するなりしてあげればよいことになります。私の場合は規定のサイトが既に存在していましたので、新規のVirtual Hostとして設定しました。サンプルは/usr/share/doc/wordpress/examples/apache.confにありますので、参照して設定します。
データベースセットアップ
スクリプトが用意されているのでそれで実施します。
cd /usr/share/doc/wordpress/examples
./setup-mysql -n mysqlユーザーおよびデータベースの名前 サイトのFQDN
※ユーザーとデータベースの名前が同じものになるということです
Webでの設定
- スクリプト実行後、サイトのルートにアクセス
- install.phpをクリック
- First Stepをクリック
- Weblog titleとYour e-mailを入力し、Continue to Second Stepをクリック
これで設定は完了です。
- ユーザー名とパスワードが表示され、Login addressも指定されるので、そこにアクセス
なかなか簡単にインストールできました。wordpress自体は今かなり伸びているということで選択してみましたが、どれだけ使えるものか、楽しみです。