2010-11-29
娘が知らなかったことでも「知っていたふり」をするようになってきました。もうまったくもって私の小さいころと同じ行動です。負けず嫌いなんですね。そして、もうちょっとでできていただろうことは、「できていた」ことにしてしまいたいんです。「しってた。」「わかってた。」って言っちゃうんです。
私は小さいころに親父に勉強を(無理やり)教えられていて、解けない問題があるのが悔しくて、解説してもらっても、「そんなのわかってたよ。」って言って、よく殴られたもんです。
自分が知らないことを知らないとある面において素直に認められるようになったのはずいぶん大きくなってからのように思います。そして、今でも問題によっては素直に認められないこともあります。特に正解があやふやではっきりしないような問題に関して自分の非を認めて謝るということをプライドが邪魔するんですね。
大人になってもこのくらいなんだから、4歳児の負けず嫌いの知ったかぶりなんてかわいいものだと思います。だからおもわず「ふふっ」って笑ってしまうんですけど、そうすると娘は真剣なので本気で怒るんですね。それがまた可愛いんですけど、本人はいたって真剣なので。