電車のなかでかなり時間をかけて読みました。まんが…とタイトルにありますが、これはまんがでは無いと思いますが…。中学、高校時代に友人の影響でイスラエルの諜報機関であるモサドを英雄視して書かれた小説を何冊も読んだのでかなりイスラエル寄りの立ち位置に私はいるのですが、それにしてもどこの国もひどいことばかりしているなぁと改めて思いました。こんな話が今現在の現実の話だということがどうにもピンときません。平和ボケしてます。

それにしても、「民族」というくくりで対立したり殺し合ったりするというのは本当にくだらないですね。この本の中に出てくるユダヤ人とアラブ人とパレスチナ人の定義のいい加減さ、曖昧さを読んでほとほとあきれてしまいました。

中東問題に関して、自分になにかできる事があるんだろうか?と考えると絶望的な気分になります…。