34歳になりました。3歳くらいから記憶があるので30年くらい人間をやってる感じがします。小さいころの夢は「幸せな家庭を築く」でした。34歳になって、結婚し、家庭を持ち、子供も3人授かり、いまのところ安定して職があるので、十分に夢は叶ったなぁと思います。私は単に幸運だっただけだとは思いますが、人間ってそんなに悪いものじゃないですね。

孔子だって「三十にして立つ」「四十にして惑わず。」ですから、私はその間くらい。たしかにそんなもんかもしれません。自立はしてますが、まだまだあれこれと迷ってます。自分は何がしたいのか。家族に目を向けた時にはぶれていないのですが、それ以外の仕事のことや自分のこととなると迷いがたくさんあります。自分が情けなくなることもあります。普段はそういう風には見せないようにしていますが。

先日数学ガール (数学ガールシリーズ 1)を読みました。数学は私には難しくて内容は1/4程度しか理解できなかったのですが、中学、高校時代のことを思い出しちゃいました。あのころなりたかった大人に今なれているのか…?と振り返ってみると決してなれてはいないです。夢は叶ったのになりたかった大人にはなれていない…というのは矛盾しているような気もしますが、「幸せな家庭」のイメージが大人になって変わったのだろうと思います。

なりたい自分の姿には、まだこれから先の人生で自分が努力すればなれるはずなので、40くらいまでにはそうなりたいですね。もうちょっと迷ってもいいことにします。