歯の話

私は小さい頃は虫歯が少なかったのですが、大学生くらいからめったに歯医者にいかなくなり、社会人になってから風邪をひくと歯茎が腫れて痛い…ということが度々あるようになってしまいました。それは親知らずが原因だったりもしたのですが、結局、半年に一度くらいは歯医者に継続的に通う習慣が付きましたが半年に1回くらいでは歯石も結構付いてしまうし、虫歯が見つかることもしばしばありました。歯石等に関して、歯磨きは毎日結構時間をかけてしているし「どうしたらいいのか?」と聞きましたが「結局体質だから仕方がない」的な回答をもらっていました。

そして、あるとき、また歯が痛くなってしまったのですがいつもの歯医者はすぐに処置してもらえなかったので仕方なく別の歯医者に行って治療をしました。そこは前のところよりもクリーニングにも力を入れていて?なのか、治療側の人が多いからなのかわかりませんが、1ヶ月に1回というこれまでの私からするとかなりのハイペースでのクリーニング、というか定期健診を進められ3か月くらい通ってみました。

そこでは、1回あたり45分くらい時間をかけてチェックして、歯石を取って、クリーニングをして、フロスを通して、歯磨き指導して…と結構念入りに指導をしてもらいました。(今思うと、私の口の中の状態がさっと終わらないくらいのあまり良くない状態だったから時間がかかっていたのだとは思いますが。)

歯の健康は全体の健康にすごく影響があるという事を改めて学んだので、私はそのあたりからそれなりにまともな電動歯ブラシを使うようにしてみたり、液体歯磨きも併用してみたり、フロス…は合わなかったので糸ようじを使ってみたり、結構毎日頑張って歯のケアをしておりました。この1年弱位。

クリーニングも1ヶ月毎はさすがに頻度が高すぎて大変なので2か月に1回の頻度にしてもらって、毎回次回の予約を取り、通ってました。結構自分の中では今までよりもはるかに気を付けているし、2か月に一度のクリーニングの時にも「よく磨けてますね」といわれるようになったり、歯石も結構付かなくなってきたので「今の取り組みを継続できれば、今の歯の状態を維持できるのではないか?」という期待がありました。

が、全然そんな甘いことはなくてですね…。

「ちょっとここは怪しいかもしれない」というところが歯と歯の間に見つかり、でも、今すぐ削るような状況ではないだろうということでちょっと様子見になったのです。「削ったほうがそこからまた虫歯になりやすくもなるしなんでも削ればいいっていうわけでもないんですよ」と、言われてました。が、先日そこにちょっと穴が開いてますね、ということで治療しなければだめですとなりました。おや?

で、実際削ってみたら思ったよりも進行してましたね、となり、逆側も虫歯になってたので削っておきましたとなりました。あれれ?

で、結局ここまで削ってしまったら銀歯にしないとダメですねという話になりまして…。ここの所歯に関してかなり努力してそれなりに良い手ごたえを勝手に感じてましたが、裏では虫歯が進行してました、という話でした。

2か月毎に歯医者に通っていて、これって、ちょっとひどいんじゃないか、もうちょっと早い段階で手が打てたんじゃないか?とやはり思ってしまうわけなのですが、どうなんでしょうね。

でも、そもそも、もう虫歯になってしまうような口の中に小さい頃になってしまっていたという話なわけで、いまさら努力しても歯の寿命を少しは伸ばすことができたとしても、まぁ、そのくらいでしかないわけですよね。きっと。

もうどうしようもない部分は心配しようが、後悔しようがどうにもできないわけで。過去は過去としてこれからできる事をきちんとしようと改めて思うのでした。

8020運動…というのもあるそうですね。80歳で20本の自分の歯を残そうと。私は今のところはまだ1本も失っていませんが、50代から本格的に失うことになる人が多いということなので…、頑張りたいと思います。

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